ハロウィーン期間が終わり、秋冬仕様のラインナップになったguang(グアン)さん。お目当ては、公式インスタで告知されていた新作「タルトタタン」。昔から好きなスイーツのひとつですが、すごく好きな味の時とあまり好みではない時があるように思います。りんごの味や食感をどのくらい残すか、焦がし具合はどうするか、アクセントのスパイスの強弱は…?など、作り手の好みや技術が反映されるスイーツなんでしょうね🍎
guàng -グアン(日本橋)お店情報
●2022年11月訪問
東京メトロ:銀座線・半蔵門線「三越前」地下直結/JR:横須賀線・総武快速線「新日本橋駅」地下直結
お店の詳細はこちらにまとめています
タルトタタン
●950円(イートイン税込)
●季節限定のタルト(2022年は11月中に提供されていました)
タルトの構成はこんな感じです☟
□ミント&パウダースパイス
□ホイップクリーム
□リンゴ(紅玉)
□チャイクリーム
□タルト(りんご焼き込み)
いただいてみると、基本的に煮崩れしにくいはずの紅玉が、とろけるほどの柔らかさまで煮込まれています。それだけに、りんごの旨みが凝縮されていて、しっかり深みのある味わい♡
りんごの酸味もほのかに残っていますが、それに加えてバター(や洋酒?)由来の香りも感じられる濃い味わい。フルーツ本来の味も生かしつつ濃密に仕上げてくださるところが、グアンさんらしくて素敵だなぁ…。
ただ、わたしは実は焼きリンゴの皮がちょっと苦手なんですが、こちらは焼きリンゴ風の皮入りのタタンだったので、皮なしで仕上がっていたらさらに好きだったかも…?とも思いました(個人の好みの問題ですね笑)
そして、タルトとの合間に挟まれていたのはチャイクリーム。まったり濃厚で、しっかり甘めです♪
コックリ煮込まれたりんごと絡み合う、この複雑なスパイスの香ばしさとティーの醸し出す豊かな香り。
タルトに焼き込まれたりんごのスライスからは、爽やかで強めの酸味。全ての要素がまるでシンフォニーを奏でているかのようにピッタリ合っています。
まとめてパクッと頬張ると、甘みとほろ苦さ、酸味とスパイス。懐かしい味わいの中に感じる、ちょっと他所行きなオシャレな香りがアクセントになった幸せになれるタルトタタンでした♪
ちなみに、なんとなくいつもの習慣的な感じでアメリカーノを合わせてしまったのですが…
このタルトタタンは、おそらく紅茶と一緒に楽しんだ方がより美味しくなったように思います!(来年用の備忘録メモとして)
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