体外受精にかかったお金(2018年のまとめ)

体外受精に踏み切るにあたって、やっぱりお金のことって気になりますよね。

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わたしは2018年1月に不妊治療専門クリニック(秋葉原ARTクリニック)の門を叩き、「採卵1回」「移植3回」しました。その間にかかったお金についてまとめてみました。 

※こちらは、2018年8月に書いた内容をブログ移設に伴い2019年10月に加筆修正したものです。

2018年の合計金額

1,344,670円

胚移植1回目(採卵あり):761,430円

胚移植2回目(採卵なし):285,790円

胚移植3回目(採卵なし):297,450円 

初回は初めての体外受精なので各種検査から始まり、採卵(受精・培養)、胚盤胞の凍結保存、それから移植まで一連全て行ったのでかなりの額がかかりました…。 

それぞれの回で、わたしがどういう治療をしたのかについては以下の通りです。

わたしの不妊治療タイプ

・36歳でAMH値が「0.65ng/ml」という低値

AMHとは、卵子の残数を示すホルモンです(詳細はこちら)。「0.65ng/ml」という値は44〜46歳の平均値に該当するので、要するに44〜46歳で妊娠を目指すのと同じ卵子残数ということです。妊娠できるかは卵子の尽きるリミットとの戦いになるため、短期間で妊娠率を最大限高めるためにすぐ体外受精を始めることを医師に推奨されました(通常、不妊治療はタイミング指導→人工授精→体外受精の順でステップアップしますがわたしはいきなり体外受精からスタートしています)

また、わたしの排卵誘発方法はAMHが低いケースに有効と言われるクロミッドを使用した「低刺激」です(卵巣刺激の種類の詳細は、こちらがわかりやすいです)

なお、ダンナさん(男性側)に不妊原因はなく、わたし(女性側)のみに原因がある不妊治療ケースとなります。

胚移植1回目(採卵あり)

合計金額:761,430円

■期間

1月中旬〜2月下旬(通院10回)

■やったことの概要

体外受精前の各種検査(男性・女性)

採卵(4個採卵)培養・受精(うち、顕微授精2個)

胚盤胞凍結保存(2個保存)

採卵周期の分割胚(新鮮胚)移植→化学流産

<1回目についての補足>

初回は各種検査、採卵、分割胚移植(新鮮胚)を行いました。

先生の見立てより卵胞が育つペースが遅めで通院回数は多いですが、AMHが低いながらも4個採卵できました。採卵できて良かった反面、その後の受精・培養・凍結にはお金がかかります。採卵手術代以外になんと26万円かかる結果に。この出費が体外受精全体で一番大きかったです…

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胚移植2回目(採卵なし)

合計金額:285,790円

■期間

3月上旬〜4月下旬(通院11回)

■やったことの概要

自然周期で凍結胚盤胞移植(アシステッドハッチングあり)→化学流産 

<2回目についての補足>

2回目は採卵せず、胚盤胞移植(凍結胚融解)のみを行いました。 

初回よりもさらに卵子の育つペースが遅めでったのですが、通院数がかなり多めだったものの、胚盤胞を移植した結果、着床判定日(BT7)のhCGは「52.6」。妊娠継続率は約75%となかなか良い数値でしたがBT17のhCGは「1266.9」と低く、結局その後はhCGが下がり化学流産と診断されました。その後生理が来て自然流産となりました。 

胚移植3回目(採卵なし)

合計金額:297,450円

■期間

6月下旬〜8月中旬(通院8回) 

■やったことの概要

自然周期で凍結胚盤胞移植(アシステッドハッチングあり)→稽留流産(流産手術となる※流産手術のため転院した後の医療費は合計金額に含めていません)

<3回目についての補足>

3回目も採卵せず、胚盤胞移植(凍結胚融解)のみを行いました。

経過も順調で通院回数もこれまでで最小の8回でした。ホルモン値も比較的良好な状態で移植することが出来てかなり順調。そして、着床判定日(BT7)のhCGは「72.6」。妊娠継続率が約82%という、かなり良い数値でした。その後の胎嚢確認日(BT17)のhCGも「4973.6」で全てが順調……と安心しきっていましたが8週目で稽留流産となります。その時の詳細はこちらに書きましたがとにかく辛かったです。 

1回目で妊娠した場合の必要金額(想定)

こちらのクリニックで、わたしと同じような不妊治療をして1回目で妊娠成立した場合にかかる費用は80〜110万円くらいだと想定されます。

と、言いますのもクリニック卒業時に成功報酬をお支払いする料金体系になっていて、その成功報酬額が18万円でした。わたしは1回目に約76万円かかったので、1回目で順調に卒業していたとしても成功報酬をプラスすると100万円弱お支払いすることになったという計算です。

そして、わたしの場合は4個採卵できて培養、凍結等での出費が大きかったので、人によってはもう少し費用が抑えられるとは思いますが、採卵数がいくつになるのかはやってみないとわからないので、最低でも100万円くらいはお支払いする覚悟を固めた上で体外受精に踏み切る必要はあると思います(自治体によっては助成金がもらえますが事後申請なので、治療の段階では自費でお支払いする必要があります)

クリニックによって料金設定も異なりますし、自分にどういう治療が必要なのかによって金額は大きく変動します。かなり高額な治療ですから、まずはしっかり自分の通うクリニックで想定金額の確認を行うことがとても重要だと思いますよ。

 

☆なつつ☆